山口県におけるナラ枯れ被害の分布と推移

山口県におけるナラ枯れ被害の分布と推移

レコードナンバー831873論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20038346NACSIS書誌IDAA12476648
著者名杉本 博之
書誌名山口県農林総合技術センター研究報告
別誌名Bull. Yamaguchi Tec Cent Agri Fore
山口農技セ研報
Bulletin of the Yamaguchi Agricultural and Forestry General Technology Center Experiment Station
発行元山口県農林総合技術センター
巻号,ページ3号, p.89-95(2012-03)ISSN21850437
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抄録2007年に県内で初めてナラ枯れ被害が確認されたので被害分布及び推移を調査した。1 2007年のナラ枯れ被害は、萩市(旧田万川町)の3ケ所であった。踏査からナラ枯れ被害は2005年頃に県境付近で発生していたと推察された。2 2007年の枯死はコナラのみであったが、被害が蔓延するとクリ・シラカシ・アラカシ等の他樹種でも枯死が発生した。3 被害は2009年までは2007年の被害地域内に留まっていたが、2010年は萩市(旧須佐町)まで飛躍的に拡大した。4 ナラ枯れ被害の拡大傾向は、まず、天然林が伐採された後、その近隣地の高齢林分(61年生以上)に被害が発生し、その後、周辺部の41年生以上の林分に被害が拡大する。なお、ナラ枯れ被害発生林分は主に41年生以上であった。5 被害林分は多樹種が入り混じる混交林内で発生しており、また、枯死率も7%以下であり、山地崩壊等の危険性は低いと考える。6 道路や人家付近で被害が発生した場合は、折損被害が起こる可能性があり、事故防止対策を講じる必要がある。
索引語ナラ;被害;発生;推移;枯死;拡大;萩市;コナラ;シラカシ;アラカシ
引用文献数19
登録日2013年10月08日
収録データベースJASI, AGROLib

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