麹汁培地を用いた集積培養液から分離した酵母の性質

麹汁培地を用いた集積培養液から分離した酵母の性質

レコードナンバー831901論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00020787NACSIS書誌IDAN10034389
著者名数岡 孝幸
武田 洸平
中田 久保
書誌名日本醸造協会誌 = Journal of the Brewing Society of Japan
発行元日本醸造協会
巻号,ページ107巻・ 4号, p.271-278(2012-04)ISSN09147314
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抄録麹から調製した麹汁培地に乳酸および固形成分としてカゼインを添加した集積培地を用いて集積培養を行った結果,分離株NY2-1~5株が得られた。分離酵母の生理学的性質からNY2-1~4株は清酒酵母タイプ,NY2-5株は泡盛酵母タイプと判断された。清酒の小仕込み試験において,NY2-1株は清酒酵母K-9株と同等の発酵力を示した。また製成酒の香気成分組成および有機酸成分組成において,NY2-1株は高カプロン酸濃度,高A/B比,高MA/SA比を示す酵母であることが明らかとなった。26S rDNA-D1/D2領域およびITS領域の塩基配列を基にした同定の結果,NY2-1株はS. cerevisiaeであり,K-9株と近縁であることが示唆された。NY2-1株は,清酒製造用酵母として利用可能であると思われた。
索引語麹汁培地;酵母;結果;用いて集積培養;rDNA;cerevisiae;集積培養液;分離;性質;清酒
引用文献数23
登録日2013年10月08日
収録データベースJASI, AGROLib

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