ウシ過剰排卵処理における安息香酸エストラジオールの経膣投与効果と定時授精に向けたプロスタグランジンF2α類縁体製剤および性腺刺激ホルモン放出ホルモン類縁体製剤の応用

ウシ過剰排卵処理における安息香酸エストラジオールの経膣投与効果と定時授精に向けたプロスタグランジンF2α類縁体製剤および性腺刺激ホルモン放出ホルモン類縁体製剤の応用

レコードナンバー831946論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20024940NACSIS書誌IDAA1217406X
著者名西宮 弘
高橋 利清
伊藤 隆
書誌名秋田県農林水産技術センター畜産試験場研究報告 = Bulletin of the Akita Prefectural Livestock Experiment Station
別誌名Bull. Akita Pref. Livest. Exp. Stn.
秋田畜試研報
発行元秋田県農林水産技術センター畜産試験場
巻号,ページ25号, p.32-41(2011-03)ISSN18826466
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抄録牛の過剰排卵処理の計画的な実施および高品質胚の効率的な生産のため,牛用膣挿入プロゲステロン・安息香酸エストラジオール配合剤(PRID)の応用を検討した。PRID挿入後の過剰排卵処理(SOV)開始時期を把握するため,挿入後の卵胞波の発現を調査した(予備試験)。挿入4日目から新たな卵胞波が発現したことから,以下の試験を実施した。PRIDに装着されている安息香酸エストラジオール(EB)カプセルによるEB経膣投与効果を検討するため,EBカプセルの有無による採胚成績の比較を行った(試験1)。EBカプセル装着のPRID処理において黄体数,採卵総数および正常胚数で高い数値であったが,有意な差は認められなかった。次に,PRIDを用いたSOV処理後の排卵を集中させる目的で性線刺激ホルモン放出ホルモン類縁体製剤(GnRH)の応用を試みた(試験2)。PRID除去31hr後にGnRHを投与することで除去後55~72hrにかけての大卵胞減少率(排卵)が有意に高まり(P<0.01),GnRH投与の排卵集中効果が確認された。また,発情開始の同期化のためプロスタグランジンF2α類縁体製剤(PG)の投与時期の検討を行った(試験3)。SOV開始日の夕方の投与とPRID除去と同時投与を比較したが,発情開始時期,採胚成績に差はみられず,PG投与時期の調節によって発情同期化させることはできなかった。
索引語安息香酸エストラジオール;応用;採胚成績;PRID;検討;プロスタグランジンF2α類縁体製剤;膣投与効果;投与;排卵;過剰排卵処理
引用文献数11
登録日2013年10月08日
収録データベースJASI, AGROLib

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