登川におけるイワナ(Salvelinus leucomaenis)の遺伝的集団構造

登川におけるイワナ(Salvelinus leucomaenis)の遺伝的集団構造

レコードナンバー831969論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00008155NACSIS書誌IDAN00182867
著者名樋口 正仁
野上 泰宏
兵藤 則行
書誌名新潟県内水面水産試験場調査研究報告
発行元新潟県内水面水産試験場
巻号,ページ35号, p.1-8(2011)ISSN03861643
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抄録イワナの資源管理方策の構築に資するための知見を得るために、登川の上・下流の2集団についてDNA分析による遺伝的集団構造の把握を行った。mtDNAのチトクロームb領域の塩基配列を指標に分析を行った結果、登川の個体からは4つのハプロタイプが観察された。登川の上流および下流のいずれの集団においても、Hap5の頻度が共に卓越していた。mtDNA分析の結果、放流が行われていないとされる上流集団では、遺伝的に攪乱された可能性は低く、在来個体群であると推測された。放流が行われている下流集団は、放流個体を生産している養殖場集団より、上流集団と遺伝的に近い関係にあると推定された。登川における集団内の遺伝的変異性は、mtDNAおよびmsDNAのいずれの指標においても、下流集団より上流集団の値が小さかったが、遺伝的組成に異質性は認められなかった。
索引語登川;上流集団;イワナ;遺伝的集団構造;Salvelinus leucomaenis;下流;mtDNA;放流;指標;結果
引用文献数20
登録日2013年10月08日
収録データベースJASI, AGROLib

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