ハタハタ(Arctoscopus japonicas)卵塊からの新規粘性タンパク質の分離

ハタハタ(Arctoscopus japonicas)卵塊からの新規粘性タンパク質の分離

レコードナンバー832173論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00016464NACSIS書誌IDAA11178236
著者名戸枝 一喜
塚本 研一
高橋 徹
船木 勉
天野 憲一
相根 義昌
杉山 秀樹
書誌名日本食品保蔵科学会誌
別誌名日本食品保蔵科学会誌
発行元日本食品保蔵科学会
巻号,ページ38巻・ 2号, p.73-78(2012-03)ISSN13441213
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抄録ハタハタ(Arctoscopus japonicas)卵巣内において卵は粘着性の高い膜に包まれ卵塊を形成している。本研究では,卵塊から粘質物を分離する方法を確立した。得られた粘質物は,72%のタンパク質,1.4%の糖質,そして21%の灰分を含んでいた。透析によって灰分を除いても粘質物の粘性に変化がなかったことから,その粘性にはタンパク質が関与しているものと推測された。粘質物の粘性は熱によって低下したが,塩の存在でその熱耐性が改善された。粘質物の電気泳動解析の結果,粘質に関与していると考えられるタンパク質はほぼ単一であった。質量分析の結果,2つから4つの同タンパク質が会合し,ホモ多量体を形成していることが見いだされ,これが粘性に関与しているものと考えられた。N末端アミノ酸配列分析の結果,本タンパク質は既知の粘性タンパク質あるいは既知の魚由来のタンパク質と異なる新規のタンパク質であると推測された。
索引語タンパク質;粘質物;Arctoscopus;粘性;卵塊;関与;結果;ハタハタ;分離;形成
引用文献数7
登録日2013年10月08日
収録データベースJASI, AGROLib

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