カナフグによるフグ毒中毒とカナフグの毒性

カナフグによるフグ毒中毒とカナフグの毒性

レコードナンバー832249論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00009680NACSIS書誌IDAN00117741
著者名長島 裕二
松本 拓也
門山 敬介
石崎 松一郎
谷山 茂人
高谷 智裕
荒川 修
寺山 誠人
書誌名食品衛生学雑誌
別誌名Journal of the Food Hygienic Society of Japan
Food hygiene and safety science
J. Food Hyg. Soc. Jpn.
Food Hyg. Saf. Sci.
食衛誌
Shokuhin eiseigaku zasshi
発行元[日本食品衛生学会]
巻号,ページ53巻・ 2号, p.85-90(2012-04)ISSN00156426
全文表示PDFファイル (466KB) 
抄録2008年10月に長崎県でフグ中毒が発生した。中毒残品の筋肉からDNAを抽出精製し,PCR増幅したミトコンドリアDNA16S rRNAおよびシトクロムb部分領域の塩基配列はカナフグのそれと一致した。中毒残品の肝臓試料から1,230MU/gの毒性とテトロドトキシン(TTX)が検出されたことから,本中毒はカナフグによるTTX中毒と判断した。中毒原因個体の肝臓試料からこれまでの報告を上回る猛毒レベル(≧1,000MU/g)の毒性が検出されたため,九州沿岸で漁獲されたカナフグ13検体の毒性を調べた。12検体が有毒で,これまで無毒とされていた腸や卵巣も毒性を示し,毒性が不明だった腎臓,胆のう,脾臓からは弱毒レベルの毒性が高頻度で検出され,日本産カナフグの毒性の見直しが必要と考えられた。
索引語毒性;カナフグ;検出;中毒残品;肝臓試料;rRNA;フグ毒中毒;DNA;長崎県;フグ中毒
引用文献数11
登録日2013年10月08日
収録データベースJASI, AGROLib

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