キンギョにおける腸管から循環系へのファージの浸潤性
キンギョにおける腸管から循環系へのファージの浸潤性
レコードナンバー | 832281 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ00008714 | NACSIS書誌ID | AN00063165 |
著者名 | 河東 康彦 中井 敏博 | ||
書誌名 | 魚病研究 | ||
別誌名 | Fish pathology | ||
発行元 | [出版者不明] | ||
巻号,ページ | 47巻・ 1号, p.1-6(2012-03) | ISSN | 0388788X |
全文表示 | PDFファイル (448KB) | ||
抄録 | 魚病細菌と大腸菌ファージ11株を,キンギョの肛門からシリコンチューブを用いて腸管に注入した結果(10E8.3 PFU/尾),いずれのファージも3時間後に腎臓から検出された(10E2.7~10E4.3 PFU/g)。循環系への浸潤性が最も高かったファージPPpW-4株について検討したところ,ファージは腸管に注入して10分後には血液と腎臓に出現して12時間後までほぼ同じ力価で検出された。循環系への安定した浸潤のためには,1尾あたり10E7.3 PFU以上の注入が必要であった。これらは経口投与による魚類のファージ療法を考える上で有用な知見となる。 | ||
索引語 | ファージ;循環系;注入;腸管;キンギョ;浸潤性;腎臓;検出;用いて腸管;これら | ||
引用文献数 | 34 | 登録日 | 2013年10月08日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |