犬における腎臓造影CT撮像法
犬における腎臓造影CT撮像法
レコードナンバー | 832316 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ00014801 | NACSIS書誌ID | AN00191857 |
著者名 | 西田 幹 久楽 賢治 藤原 めぐみ 中山 智宏 石川 智恵子 河野 正太 上地 正実 | ||
書誌名 | 日本獣医師会雑誌 = Journal of the Japan Veterinary Medical Association | ||
発行元 | 日本獸医師会 | ||
巻号,ページ | 65巻・ 5号, p.361-364(2012-05) | ISSN | 04466454 |
全文表示 | PDFファイル (356KB) | ||
抄録 | 本研究は犬の腎臓造影CT検査の撮像タイミングを検討することを目的とした。健常ビーグル犬においてボーラストラッキング法を用いた多相撮像による腎臓の造影CT検査を行った。造影剤はイオヘキソール750mgI/kgを用い,15秒で静脈内に投与した。造影剤投与後1回目の撮像はボーラストラッキング法を用いて撮像タイミングを決定し,造影剤投与開始後40,60,90,120,180及び300秒にてそれぞれ撮像を行った。腎動・静脈,腎皮質,腎髄質,腎盂及び尿管のCT値を測定した。動脈相は造影剤投与開始後,17及び19秒,皮髄相は40及び60秒,実質相は90及び120秒,排泄相は180及び300秒であった。また,造影剤投与開始後,腹大動脈に設定した関心領域のCT値が150HUに上昇するまでに要する時間と心拍数に相関関係が認められた。犬の腎臓造影CT検査において,ボーラストラッキング法を用いた多相撮像法を行うことで,良好な画像を得ることが可能であることが示唆された。 | ||
索引語 | 犬;ボーラストラッキング法;撮像;腎臓造影CT検査;CT値;健常ビーグル犬;多相撮像;造影CT検査;用いて撮像タイミング;時間 | ||
引用文献数 | 9 | 登録日 | 2013年10月08日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |