乳脂肪球膜の摂取によるHos:HR-1(HR-1)マウスとヒトにおけるTEWL改善効果ならびにマウスでの遺伝子発現解析

乳脂肪球膜の摂取によるHos:HR-1(HR-1)マウスとヒトにおけるTEWL改善効果ならびにマウスでの遺伝子発現解析

レコードナンバー832505論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00014795NACSIS書誌IDAN00311992
著者名後藤 英嗣
辻 敏宏
明石 啓子
元島 英雅
書誌名日本栄養・食糧学会誌
別誌名日本栄養・食糧学会誌
発行元日本栄養・食糧学会
巻号,ページ65巻・ 3号, p.105-111(2012-06)ISSN02873516
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抄録バター製造で発生するバターミルクには,乳脂肪球膜(Milk Fat Globule Membrane,MFGM)が豊富に含まれており,MFGMは膜タンパク質とリン脂質を主成分とする複合物質から構成されている。我々はMFGMの食品機能性を見出す研究の一環で,アトピー様症状を発症させる条件で飼育したHR-1マウスにMFGMを混餌で与えたところ,背部皮膚の経皮水分蒸散量(Transepidermal Water Loss,TEWL)の上昇抑制効果を見出した。この作用機序を明らかにするために皮膚の遺伝子発現解析を行った結果,皮膚バリア機能が異常なHR-1マウスでは表皮の周辺帯構成遺伝子群が著しく増加しており,MFGMはその発現量を有意に減少させることを見出した。また,冬季の北海道で実施した肌荒れを実感している人を対象としたMFGMの摂取試験においても,TEWLの改善効果が見出された。以上の結果から,MFGMは周辺帯構成遺伝子群の過剰発現を正常化して皮膚のバリア機能を回復させる肌質改善効果を有していることが示唆された。
索引語MFGM;マウス;乳脂肪球膜;遺伝子発現解析;皮膚;結果;周辺帯構成遺伝子群;食品機能性;アトピー様症状;混餌
引用文献数29
登録日2013年10月08日
収録データベースJASI, AGROLib

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