伊豆大島におけるマクサのスポアバッグの投入時期の検討
伊豆大島におけるマクサのスポアバッグの投入時期の検討
レコードナンバー | 832604 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ00008678 | NACSIS書誌ID | AN00124667 |
著者名 | 高瀬 智洋 滝尾 健二 木本 巧 山口 邦久 | ||
書誌名 | 水産増殖 = The aquiculture | ||
別誌名 | Aquacult. Sci. Aquaculture Science Suisanzoshoku | ||
発行元 | 水産増殖談話会 | ||
巻号,ページ | 60巻・ 2号, p.179-187(2012-06) | ISSN | 03714217 |
全文表示 | PDFファイル (774KB) | ||
抄録 | 1)伊豆大島沿岸の2地点(波浮港,泉浜)で,1年3ヵ月にわたり,毎月1回,マクサのスポアバッグを投入し,胞子の着生,幼体の生育,水温観測および期間限定で堆積物の調査を行った。2)対照区との比較から,採苗器に着生したテングサ科胞子は,概ねスポアバッグ由来のマクサ胞子であることが示され,スポアバッグからの胞子放出を確認した。また,両試験地ともに,7~10月に,採苗器に多くのテングサ科胞子の着生が確認されたことから,この時期がスポアバッグの投入に適していると考えられた。3)スポアバッグを固定した土台コンクリートブロックに,両試験地ともに,マクサ幼体の着生が認められた。ただし,波浮港では,マクサはその後も良好に生長し,成熟も認められたが,泉浜では減耗した。泉浜において,幼体の減耗した時期に,堆積物の日堆積量の増加および中央粒径値の増大が観察された。 | ||
索引語 | マクサ;スポアバッグ;着生;泉浜;幼体;波浮港;投入;堆積物;採苗器;テングサ科胞子 | ||
引用文献数 | 33 | 登録日 | 2013年10月08日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |