分子シミュレーションによる結晶性セルロース基質に対するセロビオヒドロラーゼ糖結合性モジュール基質認識特性の解析

分子シミュレーションによる結晶性セルロース基質に対するセロビオヒドロラーゼ糖結合性モジュール基質認識特性の解析

レコードナンバー832648論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20039427NACSIS書誌IDAA12509099
著者名湯井 敏文
椎葉大偉
書誌名応用糖質科学
別誌名日本応用糖質科学会誌応用糖質科学
発行元日本応用糖質科学会
巻号,ページ2巻・ 2号, p.129-135(2012-05)ISSN21856427
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抄録Trichoderma reeseiが生産する2種セロビオヒドロラーゼ(Cel7A,Cel6A)の糖結合性モジュール(CBM)が天然I型セルロース結晶に対して示す基質認識特性を分子シミュレーション研究によって解析した。立体構造が報告されていないCel6A CBMについては,Cel7A CBMを鋳型としたホモロジーモデリングによって立体構造を決定した。CBMとセルロース結晶面間のドッキング解析を実施したところ,セルロース結晶面上でCBMと安定な結合エネルギーを発生する吸着点の存在が確認された。Cel7AとCel6Aの両方において,セルロース分子鎖の非還元性末端方向に配向(antiparallel;AP)したCBMが最も安定な結合エネルギーを示した。次に,セルロース結晶表面の吸着点に配置させたCBM複合体モデルを溶媒和条件のもと定温・定圧分子動力学計算に供し,それらのダイナミクス挙動を解析した。Cel7A CBMの方向特異性はドッキング解析の結果と一致したが,Cel6A CBMの場合,還元性末端方向に配向(parallel;P)した複合体が最安定結合エネルギーを与えた。
索引語解析;CBM;結合エネルギー;立体構造;ドッキング解析;配向;Trichoderma reesei;Cel6A;分子シミュレーション;結晶性セルロース基質
引用文献数21
登録日2013年10月08日
収録データベースJASI, AGROLib

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