食鳥処理場への搬入鶏におけるカンピロバクター保有状況調査

食鳥処理場への搬入鶏におけるカンピロバクター保有状況調査

レコードナンバー832723論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00011607NACSIS書誌IDAN0007252X
著者名大池 裕治
佐藤 利博
青木 勇
佐々木 康友
厚田 静男
書誌名鶏病研究会報
別誌名Journal of the Japanese Society on Poultry Diseases
鶏病研究会報
巻号,ページ48巻・ 1号, p.8-12(2012-05)ISSN0285709X
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抄録2008年9月から2010年3月にかけて,岩手県内の11食鳥処理場に搬入されたブロイラーの盲腸内容物を材料として,カンピロバクター保有状況調査を行った。処理場全体の9~11月のカンピロバクター農場陽性率は52.5%(63/120戸),検体陽性率は49.2%(295/600検体)であった。処理場ごとの農場陽性率は15.4%から100%と,処理場間で大きな差が認められた。搬入日齢別では,日齢の進むほど汚染農場が増える傾向が認められ,汚染された農場の鶏個体のカンピロバクター保有率は搬入日齢に関わらず,平均93.7%と高率であった。4食鳥処理場で実施した調査では,厳寒期に飼養された3月搬入鶏のカンピロバクター農場陽性率は13.3%であった。これは,9~11月70.4%の陽性率に比較して著しく低値であり,低気温や積雪がカンピロバクターの鶏舎への侵入阻止に関係していると推察された。1食鳥処理場に搬入された1銘柄鶏において,2008年10月から2010年3月までの通算のカンピロバクター農場陽性率は11.1%(3/27戸),検体陽性率は7.2%(19/264検体)と極めて低く,その理由の解明はカンピロバクターフリー鶏群生産の手がかりになると考えられた。また,中抜き作業におけるバイオセキュリティ対策の重要性が示唆された。
索引語カンピロバクター農場陽性率;カンピロバクター保有状況調査;搬入;検体陽性率;農場陽性率;農場;調査;厳寒期;陽性率;カンピロバクター
引用文献数10
登録日2013年10月08日
収録データベースJASI, AGROLib

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