ニホンスモモとウメの自然種間雑種'李梅'(Prunus salicina Lindl.×P.mume Sieb.et Zucc.)におけるS-haplotypeと受粉品種の検討

ニホンスモモとウメの自然種間雑種'李梅'(Prunus salicina Lindl.×P.mume Sieb.et Zucc.)におけるS-haplotypeと受粉品種の検討

レコードナンバー832979論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20004168NACSIS書誌IDAA11608561
著者名村上 覚
神谷 健太
鎌田 憲昭
山田 晋也
書誌名園芸学研究
別誌名Horticultural research (Japan)
発行元園芸学会
巻号,ページ11巻・ 3号, p.315-320(2012-07)ISSN13472658
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抄録ニホンスモモとウメの種間雑種'李梅'の安定生産に向けた知見を得るため,'李梅'のS-haplotypeおよび受粉品種について検討した。'李梅'のS-haplotypeを分析した結果,'李梅'のS-RNase遺伝子はサイモンスモモおよびウメからそれぞれ由来している可能性が高いと考えられた。サイモンスモモはニホンスモモの近縁種で,ニホンスモモと交雑和合性がある。これらのことから,'李梅'はウメだけではなくニホンスモモに対しても,S-haplotypeに関わらず,交雑和合性がある可能性が示唆された。実際にウメ,ニホンスモモ,アンズおよびモモ花粉を用い,'李梅'に人工受粉を行うとウメ,ニホンスモモおよびアンズ花粉では交雑和合性が確認された。特にウメ'宮口小梅',アンズ'平和'は花粉量が多く,花粉稔性が高いうえに,'李梅'と高い交雑和合性を示したので,人工受粉の花粉親として優れていると考えられた。このため,'李梅'においてはこれらの花粉を用いて人工受粉を行うことで,安定的に収量が確保できる可能性が示唆された。
索引語ニホンスモモ;李梅;ウメ;交雑和合性;サイモンスモモ;可能性;受粉品種;検討;Prunus salicina;アンズ
引用文献数17
登録日2013年10月08日
収録データベースJASI, AGROLib

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