マグロ養殖業の歴史的展開と今後の展望

マグロ養殖業の歴史的展開と今後の展望

レコードナンバー833017論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00008153NACSIS書誌IDAN00178473
著者名山本 尚俊
書誌名長崎大學水産學部研究報告 = Bulletin of the Faculty of Fisheries, Nagasaki University
別誌名長崎大学水産学部研究報告
発行元[長崎大學水産學部]
巻号,ページ93号, p.59-77(2012-03)ISSN05471427
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抄録近年,クロマグロを中心にマグロ類の資源問題が世界的にも注目を集めている。2006年以降ICCATの漁獲枠削減が進むが,こうした状況下で2010年にはカタール・ドーハで開催されたワシントン条約第15回締約国会議で大西洋クロマグロの国際的取引の禁止が提案された。注目すべきは,こうした今日の資源悪化が,マグロ養殖事業拡大やそれと連動した種苗需要の拡大,すなわち旋網船の漁獲圧の上昇に起因することである。本稿はマグロ養殖業の展開経過や養殖経営の実相を俯瞰し,今後を展望することを目的とした。加えて,CITESの協議やICCATの管理対応などクロマグロを巡る国際情勢を概括し,また養殖業者の経営状況を原価・収益水準の推定から明らかにした。結論として,当該ビジネスは既に成長期を通り過ぎ,成熟または再編段階に差し掛かったことを指摘した。養殖各社は熾烈な国際競争下で,生産・販売においてさらなる技術革新や比較優位を創出できるかどうかが問われよう。
索引語クロマグロ;ICCAT;マグロ養殖業;展望;注目;大西洋クロマグロ;拡大;漁獲圧;CITES;成長期
登録日2013年10月08日
収録データベースJASI, AGROLib

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