白米アミロース含有率の推定による白濁が少ない低アミロース米生産のための栽培適地・適作期の推定法

白米アミロース含有率の推定による白濁が少ない低アミロース米生産のための栽培適地・適作期の推定法

レコードナンバー833034論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00014890NACSIS書誌IDAN00189888
著者名山口 弘道
吉永 悟志
白土 宏之
神田 英司
福嶌 陽
福田 あかり
長田 健二
浅野 真澄
八島 由美
三上 雄史#和泉, 佳#今川, 彰教#安藤, 正
書誌名日本作物學會紀事
別誌名Proceedings of the Crop Science Society of Japan
Japanese journal of crop science
日本作物学会紀事
発行元日本作物學會
巻号,ページ81巻・ 3号, p.281-291(2012-07)ISSN00111848
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抄録東北地域の低アミロース米生産において,DVR法による生育予測モデルに基づく白米アミロース含有率の推定法を用いて,玄米の顕著な白濁が少ない栽培適地・適作期を推定する方法について検討した。3県での作期移動試験の結果から,低アミロース米品種の白米アミロース含有率は,移植,直播栽培を通して,品種毎に登熟気温との間に高い負の相関関係が見られ,「スノーパール」と「たきたて」では,ほぼ同じ回帰式が,「里のゆき」では回帰係数の絶対値が小さい回帰式が得られた。全品種込みで白米アミロース含有率が10%を下回ると玄米の顕著な白濁が生じたことから,顕著な白濁の少ない低アミロース米の白米アミロース含有率の目標値を10~15%とした。作期移動試験における日平均気温と出穂期データに基づき,品種毎にDVR法による出穂予測モデルを作成した。出穂予測モデルと,登熟気温に対する白米アミロース含有率の回帰式により,移植,直播日から白米アミロース含有率をRMSE=0.81~1.67%の精度で推定することができた。この白米アミロース含有率推定法により,低アミロース米において顕著な白濁が少ない玄米を生産するための,平年の気象条件における栽培適地や適作期を推定することができた。さらに,玄米の白濁が生じやすい品種では,移植栽培と直播栽培との適切な組み合わせにより栽培適地や適作期を拡大できることが示唆された。
索引語適作期;白米アミロース含有率;白濁;回帰式;推定;栽培適地;玄米;直播栽培;推定法;低アミロース米生産
引用文献数43
登録日2013年10月08日
収録データベースJASI, AGROLib

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