群馬県における秋播性早生コムギ品種さとのそらの生育・収量特性

群馬県における秋播性早生コムギ品種さとのそらの生育・収量特性

レコードナンバー833041論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00014890NACSIS書誌IDAN00189888
著者名大澤 実
高橋 利和
菅谷 隆幸
書誌名日本作物學會紀事
別誌名Proceedings of the Crop Science Society of Japan
Japanese journal of crop science
日本作物学会紀事
発行元日本作物學會
巻号,ページ81巻・ 3号, p.343-348(2012-07)ISSN00111848
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抄録北関東地域において農林61号に替えて普及が図られている秋播性コムギ品種さとのそらの生育・収量特性を,農林61号との比較を通して明らかにしようとした。本研究では通常の生育・収量調査に加え,幼穂伸長および穂重増加についてロジスティック式に当てはめ,その特徴をパラメーターに要約し比較検討を試みた。さとのそらの茎数推移をみると,農林61号と比較して茎数増加曲線の立ち上がりが急激で最高茎数が多く,穂数を確保しやすい秋播性品種の特徴を示した。さとのそらは,農林61号と幼穂形成始期が同じであるにもかかわらず,出穂期は農林61号よりも4日早かった。これはロジスティック式による解析によると,積算温度に対する幼穂伸長曲線の立ち上がりが早く,伸長速度が速いためであった。出穂期後の積算温度と穂重増加との関係をみると,さとのそらと農林61号のパターンはほぼ一致し,違いは認められなかった。両品種ともに,子実が生理的成熟期に到達するまでに出穂期後積算温度で737℃を要した。収量関連形質では,さとのそらは一穂小穂数が少なく一穂粒数も少なめであったが,千粒重が大きく穂数も多いことから,単位面積当たりの子実重は有意に重かった。収量関連形質と子実重との相関係数から,さとのそらの単位面積当たり子実重は穂数に大きく依存していることが示された。
索引語そら;穂数;さと;生育;子実重;収量特性;比較;積算温度;穂重増加;特徴
引用文献数21
登録日2013年10月08日
収録データベースJASI, AGROLib

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