水稲の鉄コーティング種子から発生するヒドロキシラジカルと細菌増殖抑制効果

水稲の鉄コーティング種子から発生するヒドロキシラジカルと細菌増殖抑制効果

レコードナンバー833237論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20011749NACSIS書誌IDAN00195767
著者名藤原 加奈子
重政 東里
鹿嶋 智之
小野 広樹
正岡 淑邦
書誌名日本土壌肥料學雜誌 = Journal of the science of soil and manure, Japan
別誌名日本土壌肥料學雜誌 : 土壌・肥料・植物栄養
Japanese Journal of Soil Science and Plant Nutrition
日本土壌肥料学雑誌
発行元日本土壌肥料學會
巻号,ページ83巻・ 4号, p.412-417(2012-08)ISSN00290610
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抄録鉄コーティング種子は水稲の直播栽培技術として開発されたが,水稲育苗期の種子伝染性病害の抑制にも効果がある。その原因を明らかにする目的で水稲苗立枯病菌を用いて検討した。種子を被膜している鉄錆から二価鉄イオンが遊離し,ヒドロキシラジカルやスーパーオキサイドが発生した。これらのラジカルが細菌の増殖抑制作用を示すと結論した。鉄コーティング比が大きいほど二価鉄イオン濃度が上昇し,ヒドロキシラジカルの発生量が大きくなり,少なくとも12日間継続発生した。ヒドロキシラジカルの発生には水溶液中に酸素と二価鉄イオンの共存が必須である。さらに水田土壌は代かきのような土壌と水の攪拌によってヒドロキシラジカルが容易に発生する環境であることも明らかにした。
索引語発生;水稲;鉄コーティング種子;二価鉄イオン;直播栽培技術;水稲育苗期;種子伝染性病害;水稲苗立枯病菌;用いて検討;必須
引用文献数20
登録日2013年10月08日
収録データベースJASI, AGROLib

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