四国の暖温帯域のスギ人工林皆伐跡地における林分構造と種組成の変化

四国の暖温帯域のスギ人工林皆伐跡地における林分構造と種組成の変化

レコードナンバー833541論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20018854NACSIS書誌IDAA12003078
論文副題皆伐5年後から11年後まで
著者名野口 麻穂子
奥田 史郎
書誌名日本森林学会誌
別誌名日林誌
J. Jpn. For. Soc.
発行元日本森林学会
巻号,ページ94巻・ 4号, p.192-195(2012-07)ISSN13498509
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抄録高知県東部の暖温帯域に位置するスギ人工林皆伐跡地において,皆伐5年後から11年後までの林分構造と種組成の変化を明らかにした。調査地では,皆伐5年後の2003年の時点で胸高直径2cm以上の広葉樹の幹密度が11,300本ha-1に達し,調査期間中一貫して増加した。2009年には胸高断面積合計が29.8 m2 ha-1に達した。個体の約65%が多幹個体であったことから,前生樹からの萌芽再生が更新に重要であったことが示唆された。期間中の林分構造と種組成の変化から,クサギなどの先駆性の低木種の大部分が枯死し,常緑広葉樹林の林冠構成種,特にシイ類が優占する傾向が強まったことが示された。これらの結果から,本研究の調査地では針葉樹人工林の皆伐後に常緑広葉樹林が成林し,その植生回復過程は,これまでに報告されている萌芽更新由来の常緑広葉樹二次林の遷移とおおむね同様の経過をたどっていると考えられた。
索引語林分構造;種組成;変化;暖温帯域;スギ人工林皆伐跡地;調査地;常緑広葉樹林;クサギ;四国;広葉樹
引用文献数26
登録日2013年10月08日
収録データベースJASI, AGROLib

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