栽培時期,収穫サイズおよび収穫部位がツケナ在来品種大和マナ(Brassica rapa L.Oleifera Group)のグルコシノレートとイソチオシアネート含有量に及ぼす影響
栽培時期,収穫サイズおよび収穫部位がツケナ在来品種大和マナ(Brassica rapa L.Oleifera Group)のグルコシノレートとイソチオシアネート含有量に及ぼす影響
レコードナンバー | 833816 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ20032672 | NACSIS書誌ID | AA1225492X |
著者名 | 杦本 哲史 西本 登志 鷲田 和人 浅尾 浩史 | ||
書誌名 | 奈良県農業総合センター研究報告 | ||
別誌名 | Bulletin of the Nara Prefectural Agricultural Experiment Station 奈良農総セ研報 Bull. Nara Agr. Exp. Sta. | ||
発行元 | 奈良県農業総合センター | ||
巻号,ページ | 43号, p.51-60(2012-03) | ISSN | 18821944 |
全文表示 | PDFファイル (717KB) | ||
抄録 | アブラナ科野菜である大和マナ(Brassica rapa L. Oleifera Group)の固定品種である'大和真菜'について,栽培時期,収穫サイズおよび収穫部位がグルコシノレートとイソチオシアネート含有量に及ぼす影響について評価した。6種類のグルコシノレートが検出され,グルコナピンとグルコブラシカナピンの主要なグルコシノレートは全体の78%以上を占めた。収穫部位や収穫サイズに関わらず,1月6日収穫(10月下旬播種)における全グルコシノレート含有量は,10月28日収穫(9月下旬播種)に比べ多かった。10月28目収穫におけるグルコナピン含有量は,収穫部位や収穫サイズに関わらず全グルコシノレートの50%以上を占めたのに対し,長期間低温にさらされた1月6日収穫ではグルコブラシカナピンの構成比率が大きくなり,グルコナピンと同程度となった。イソチオシアネート含有量は,全グルコシノレート含有量と同様の傾向を示し,葉身の方が葉柄よりも多く,1月6日収穫の方が10月28日収穫よりも多かった。収穫サイズが大きい(最大葉長40-60cm)'大和真菜'のイソチオシアネート含有量は通常の流通サイズ(最大葉長30cm)と同等以上であった。 | ||
索引語 | 収穫サイズ;収穫部位;イソチオシアネート含有量;Brassica rapa;グルコナピン;グルコブラシカナピン;Group;影響;大和真菜;全グルコシノレート含有量 | ||
引用文献数 | 34 | 登録日 | 2013年10月08日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |