農家の貯蓄行動の特質

農家の貯蓄行動の特質

レコードナンバー833927論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20004775NACSIS書誌IDAN00202024
論文副題『農家経済調査』データによる分析
著者名小谷 侑輝
書誌名農村研究
別誌名Journal of rural community studies
Nōsonkenkyu
Nōsonkenkyū
発行元東京農業大学農業経済学会→食料・農業・農村経済学会 (121号-)
巻号,ページ115号, p.25-37(2012-09)ISSN03888533
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抄録農家世帯における大きな特徴は,家計と経営が未分離な場合が多いという点である。そのことは,農家の貯蓄行動にも影響を与える。本稿は,農家世帯における様々な貯蓄行動の特徴について,従来の既存研究が指摘してきた論点がその後も継続されているかどうかについて,検証を行ったものである。特徴の第1として,農業依存度の高い農家は農業経営の資金準備が必要となるため,そうでない農家世帯もしくは勤労者世帯に比べて貯蓄率が高くなると考えられる。さらに同じ農業依存度であっても,施設等に要する費用や日々の運転資金が必要となる畜産農家世帯においては,耕種農家世帯に比べて貯蓄率が高いことが予想される。第2に,農家は一般的に農地を保有していることから,勤労者世帯に比べて土地の売却を行うことが多い。高額な土地売却代金は,そこから一定の消費が行われることで農家世帯の貯蓄性向に影響を与えると考えられる。そのような農家の貯蓄行動について,地域別,および時系列による『農家経済調査』のデータを用いて検証した結果,上記の特徴が依然として確認されるという結果が得られた。
索引語農家;貯蓄行動;農家世帯;特徴;農家経済調査;データ;影響;農業依存度;勤労者世帯;貯蓄率
引用文献数10
登録日2013年10月08日
収録データベースJASI, AGROLib

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