香辛料ナツメッグのアフラトキシンB群およびB,G群汚染と汚染原因菌について

香辛料ナツメッグのアフラトキシンB群およびB,G群汚染と汚染原因菌について

レコードナンバー834060論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00009680NACSIS書誌IDAN00117741
著者名岡野 清志
富田 常義
大図 祐二
高井 光宏
小瀬 彩華
小塚 暁子
池田 奈緒子
坂田 淳子
久米田 裕子
中村 信也#一戸, 正勝
書誌名食品衛生学雑誌
別誌名Journal of the Food Hygienic Society of Japan
Food hygiene and safety science
J. Food Hyg. Soc. Jpn.
Food Hyg. Saf. Sci.
食衛誌
Shokuhin eiseigaku zasshi
発行元[日本食品衛生学会]
巻号,ページ53巻・ 5号, p.211-216(2012-10)ISSN00156426
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抄録アフラトキシンB群(AF-B)に汚染した15試料とアフラトキシンB,G(AF-B,G)両群により汚染した10試料の輸入インドネシア産ナツメッグについて,AF産生菌を分離し,そのAF産生能と分布を調べた。その結果,総AF汚染濃度が高い試料ではAF産生菌数(CFU/g)が多く,低い試料ではAF産生菌数(CFU/g)が少ない傾向があった(r=0.752)。ただし,分離菌株のYES液体培地におけるAF産生性をTLCおよびポストカラムフォトケミカル反応によりHPLCで調べたところ,高濃度汚染の試料から分離された菌株が必ずしもAF産生能が高いとは限らなかった。AF-B,G群に汚染した3試料からAF-B,G群産生菌を分離した。これらの菌種は形態学的特徴,37℃と42℃における発育速度の相違,および遺伝学的解析に基づき,A. nomiusとA. bombycisと同定された。農産物のAF-G汚染の原因菌としてはA. parasiticusが注目されてきたが,今回の結果から,輸入インドネシア産ナツメッグにおいてはA. nomiusとその近縁種であるA. bombycisがAF汚染の原因である可能性が示唆された。一方,AF-B群産生菌はすべてA. flavusと同定された。
索引語AF;試料;AF産生菌数;汚染;分離;輸入インドネシア産ナツメッグ;AF産生能;同定;TLC;HPLC
引用文献数18
登録日2013年10月08日
収録データベースJASI, AGROLib

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