体細胞クローン技術の高度化および遺伝子組換えブタの維持・保存に関する研究開発

体細胞クローン技術の高度化および遺伝子組換えブタの維持・保存に関する研究開発

レコードナンバー834093論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20002644NACSIS書誌IDAA11573718
著者名垪和 靖俊
津田 和之
藤木 美佐子
中村 妙
三浦 成見
相馬 由和
大石 仁
書誌名茨城県畜産センター研究報告 = Bulletin of the Ibaraki Prefectural Livestock Research Center
別誌名茨城畜セ研報
Bull. Ibaraki Pre. Liv Exp. Stn
発行元茨城県畜産センター
巻号,ページ46号, p.35-39(2012-10)ISSN13466488
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抄録近年,ブタは医学分野への利用が進められ,体細胞クローン技術を利用し,医療用モデルブタとしての遺伝子組換えブタの作出が可能となった。しかし,ブタは極めて近交退化が生じやすく,ブタの維持・保存が課題となっている。(独)農業生物資源研究所で作出された補体反応を抑制するhDAF(human decay accelerating factor)を高発現するブタ(以下hDAFブタ),異種抗原であるαGal抗原を特異的に切断する酵素Endo Gal C(endo-β-galactosidase)を発現するブタ(以下Endo Gal Cブタ)の2種類の遺伝子組換えブタを導入し,遺伝子のホモ化を行うとともに,遺伝子組換えブタの維持・保存法を検討した。hDAF遺伝子は,種雌豚の遺伝子ホモ化により,分娩頭数,ほ乳開始頭数が低下し,種雌豚の繁殖牲へ影響を与えると考えられる。また,子豚の体重にも影響を与え,遺伝子保有による子豚の体重の低下が子豚の事故の発生を起こしていると考えられる。Endo Gal C遺伝子は,繁殖性や子豚の育成に影響を与えない。医療用モデルブタとして利用するためには体型の小型化が求められるため,医療用モデルブタとして安定して供給するためには,有用遺伝子をホモで持つ低体重子豚の育成率向上が今後の課題となる。
索引語ブタ;遺伝子組換えブタ;子豚;維持;遺伝子;種;雌豚;Gal;利用;医療用モデルブタ
引用文献数5
登録日2013年10月08日
収録データベースJASI, AGROLib

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