日本に植栽されたQuercus laurifoliaにおけるカシノナガキクイムシの繁殖成功度

日本に植栽されたQuercus laurifoliaにおけるカシノナガキクイムシの繁殖成功度

レコードナンバー834110論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00019031NACSIS書誌IDAA11307929
著者名山崎 理正
飯塚 弘明
二井 一禎
書誌名森林研究 = Forest research, Kyoto
別誌名For. res., Kyoto
森林研究
発行元京都大学大学院農学研究科附属演習林
巻号,ページ78号, p.29-38(2012-09)ISSN13444174
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抄録京都に植栽されていたローレルオーク(Quercus laurifolia)が,日本各地でブナ科樹木の集団枯死被害(ナラ枯れ)を引き起こしているカシノナガキクイムシ(Platypus quercivorus)によって2006年に枯死した。枯死したローレルオークは伐採して玉切りし,丸太毎に穿孔密度を調査した後,各穿孔穴に羽化トラップを取り付け,2007年に脱出してきた次世代のカシノナガキクイムシの頭数を調査した。日本の他のブナ科樹木の場合と同様に,カシノナガキクイムシの穿孔密度は地上が高くなるに従い低くなっていた。脱出虫の性比は雄に偏っており,1穿孔穴あたりの脱出頭数は0頭から41頭だった。地上高と穿孔密度が脱出頭数に及ぼす影響をzero-altered negative binomial modelを用いて解析した。その結果,1頭以上の次世代虫が脱出する確率には地上高が負の影響を及ぼしていた。また,1頭以上の脱出頭数は穿孔密度に対して一山型の分布を示し,樹幹上の穿孔密度が100cm2あたり1個程度の時に最大となっていた。
索引語カシノナガキクイムシ;穿孔密度;Quercus;脱出頭数;日本;植栽;脱出;枯死;地上;ローレルオーク
引用文献数30
登録日2013年10月08日
収録データベースJASI, AGROLib

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