在来マス類の放流効果に関する研究(2)
在来マス類の放流効果に関する研究(2)
レコードナンバー | 835006 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ00008155 | NACSIS書誌ID | AN00182867 |
論文副題 | 胎内川第1ダム湖流域に生息するイワナ,アマゴ,ニジマスの食性について | ||
著者名 | 本多 信行 | ||
書誌名 | 新潟県内水面水産試験場調査研究報告 | ||
発行元 | 新潟県内水面水産試験場 | ||
巻号,ページ | 5号, p.15-21(1977) | ISSN | 03861643 |
全文表示 | PDFファイル (336KB) | ||
抄録 | 1974年6月より1975年10月まで胎内川第1ダム湖及び上流の流入河川で採捕したイワナ78尾,ニジマス69尾,アマゴ41尾について食性調査を行なった。1. イワナ,ニジマス,アマゴの胃内容物は水中餌料では水生昆虫幼虫の蜉蝣目,襀翅目,双翅目が水表餌料では陸生昆虫が多く見られた。2. ダム湖で採捕されたイワナ,ニジマス,アマゴは5~10月まで摂餌の中心は水中餌料であり,河川で採捕された7月以降のアマゴ及び9月以降のイワナ,ニジマスでは水表餌料の摂餌が多く見られた。3. 各月の餌料を生活型より見るとイワナでは匍匐型,携巣型を,ニジマスでは携巣型,匍匐型を,アマゴでは陸生動物の他に掘潜型,游泳型の順に多く摂餌していた。4. イワナでは魚体の大きさが300gまでは季節に関係なく摂餌個体数,摂餌量は魚体の大きさと伴に遂次増加する傾向が見られた。5. イワナの50g以下の幼魚では游泳型,掘潜型の摂餌が多く,100g以上の成魚では匍匐型が摂餌の中心であった。 | ||
索引語 | イワナ;摂餌;アマゴ;ニジマス;匍匐型;携巣;魚体;大きさ;採捕;水中餌料 | ||
引用文献数 | 10 | 登録日 | 2013年10月08日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |