奥只見湖における湖産サクラマスの再生産に関する研究(2)
奥只見湖における湖産サクラマスの再生産に関する研究(2)
レコードナンバー | 835060 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ00008155 | NACSIS書誌ID | AN00182867 |
論文副題 | 湖産サクラマスの産卵溯上生態について | ||
著者名 | 本多 信行 片岡 哲夫 星野 正邦 関 泰夫 | ||
書誌名 | 新潟県内水面水産試験場調査研究報告 | ||
発行元 | 新潟県内水面水産試験場 | ||
巻号,ページ | 9号, p.16-23(1981) | ISSN | 03861643 |
全文表示 | PDFファイル (284KB) | ||
抄録 | 奥只見湖での湖産サクラマスの産卵遡上生態を解析するため、ダム湖流入河川の北ノ岐川でノゾキによる河川踏査と遡上親魚の捕獲を行なった。1. 北ノ岐川でのサクラマス親魚の遡上は8月25日~11月4日までの期間観察された。その溯上盛期は9月下旬の増水後であった。2. 産卵は9月中旬から11月上旬まで確認されたが、その産卵盛期は10月上旬~中旬(水温9.8~9.0℃)であった。3. 河川内で捕獲した親魚の大きさの主体は雌魚で体長40cm前後であり、雄魚は体長45cm前後と20cm前後に見られた。4. またその親魚の年令組成では、雌魚は多い順に2+魚(56.1%)、3+魚(22.8%)、1+魚(15.8%)、4+魚(5.3%)の順であった。一方雄魚では3+魚が最も高く50.0%で、2+魚の占める率は8.3%であった。5. 孕卵量と卵径は魚体の大きさとの間に正の相関が見られ、体長46.3cmのサクラマスの孕卵量は2,442粒、卵径6.37mmであった。 | ||
索引語 | 2+魚;3+魚;1+魚;4+魚;3+魚;2+魚;孕卵量;湖産サクラマス;産卵;サクラマス | ||
引用文献数 | 4 | 登録日 | 2013年10月08日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |