加治川におけるサクラマス幼稚魚の農業用水への迷入

加治川におけるサクラマス幼稚魚の農業用水への迷入

レコードナンバー835130論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00008155NACSIS書誌IDAN00182867
著者名兵藤 則行
関 泰夫
塚本 勝巳
大矢 真知子
大久保 久直
書誌名新潟県内水面水産試験場調査研究報告
発行元新潟県内水面水産試験場
巻号,ページ18号, p.21-30(1992)ISSN03861643
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抄録農業用水の取水にともなう魚類の迷入実態を明らかにするため、加治川第1頭首工から取水される新発田用水路において、ヤマメの標識放流を行った。また断水を利用して魚類の採捕を行った。1. 新発田用水路での4~11月の各調査とも、サクラマス幼稚魚が多数採捕された。ほぼ年間を通してサクラマス幼稚魚は第1頭首工から迷入しているものと考えられた。2. 農業用水路内に標識放流されたヤマメのうち、スモルト個体は速やかに下流に移動したが、パー個体はほとんどが用水路内に残留し、両者に行動の違いがみられた。3. 用水路からの移出と試験採捕の漁獲率及び一般遊漁者の漁獲率を考慮して、4~11月までの第1頭首工から迷入するサクラマス幼稚魚の量を最大で60,385尾、最少でも17,740尾と推定した。4. 第1頭首工上流の加治川本流のサクラマス幼稚魚全生息尾数は21,469~67,141尾と推定した。これによると、4~11月に第1頭首工から迷入する割合は、第1頭首工のサクラマス幼稚魚の54.7~186.3%(26.4~281.3%)に相当すると考えられた。5. 用水路内で採捕された魚種は、サクラマスの他にウグイ、カジカ、アユ、イワナ、アブラハヤ、モツゴ、ドジョウ、シマドジョウ、オイカワ、フナ、ムギツクであった。
索引語迷入;サクラマス幼稚魚;農業用水;用水路内;漁獲率;採捕;取水;魚類;ヤマメ;新発田用水路
引用文献数14
登録日2013年10月08日
収録データベースJASI, AGROLib

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