28年生ケヤキ人工林の林分構造と形質

28年生ケヤキ人工林の林分構造と形質

レコードナンバー835218論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20001550NACSIS書誌IDAA1155559X
著者名米田 吉宏
書誌名奈良県森林技術センター研究報告
別誌名Bulletin of the Nara Forest Research Institute
奈良県森技セ研報
Bull. Nara, For. Res. Inst.
発行元奈良県森林技術センター
巻号,ページ32号, p.65-70(2003-03)ISSN13459864
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抄録28年生ケヤキ人工林で林分調査を行った。林分構造を明らかにするために、樹高、枝下高および胸高直径を測定し、立木位置図を作成した。用材としての形質を評価するために、樹形、後生枝、樹幹形状、樹幹傾斜角度、樹冠傾斜角度および樹冠偏倚方位を調査した。調査区内の立木密度は2732本/ha、胸高断面積合計は46.4m2/ha、平均樹高は12.3m、平均枝下高は5.8m、平均胸高直径は13.6cmであった。林分の階層構造は樹高14mを境にして、競争による淘汰が進む下層と林冠を形成する上層とに2分できた。用材に適した形質をもつ個体の本数割合は、枝下高が高く樹形のよいものが67%、後生枝の発生が少ないものが84%、樹幹が通直なものが56%であった。樹幹傾斜角度と樹冠傾斜角度とは相関が高かった。樹冠は斜面下部方向に偏倚したものが51%、ギャップに向けて偏倚したものが18%みられた。用材林としての価値を高めるには、上層間伐を行い、肥大成長の促進および優良形質個体の混成割合を高めることが重要であると考えられた。
索引語形質;後生枝;林分構造;枝下高;用材;偏倚;樹形;樹幹傾斜角度;樹冠傾斜角度;調査
引用文献数7
登録日2013年10月08日
収録データベースJASI, AGROLib

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