パキスタンに発生したトマト巻葉病を引き起こす単一ゲノム性Begomovirusおよびβサテライトの感染性クローンによる感染性解析

パキスタンに発生したトマト巻葉病を引き起こす単一ゲノム性Begomovirusおよびβサテライトの感染性クローンによる感染性解析

レコードナンバー835369論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20005635NACSIS書誌IDAN00164184
著者名Shahid M.S.
Mannan S.
池上 正人
夏秋 啓子
書誌名東京農業大学農学集報
別誌名Journal of agriculture science, Tokyo University of Agriculture
Journal of agricultural science, Tokyo Nogyo Daigaku
東京農大農学集報
東農大農学集報
農学集報
東京農業大学農學集報
発行元東京農業大学
巻号,ページ57巻・ 3号, p.139-145(2012-12)ISSN03759202
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抄録インドのワタに壊滅的な被害をもたらす単一ゲノム性Begomovirus属ウイルスであるCotton leaf curl Rajasthan virus(CLCuRaV)がパキスタンのFaisalabadで栽培されるトマト(Solanum lycopersicum)から,DNAサテライト[CLCuRaB-(PK:Sβ2:07)]とともに分離され,CLCuRaV-(PK:SA1:07)と同定された。両者の感染性クローン(CLCuRaVtomatoおよびCLCuRaBtomato)を構築し,Agrobacterium GV3101系統に形質転換した。CLCuRaVtomatoをNicotiana benthamianaとトマトに,単独で,あるいは,CLCuRaBtomatoと共接種したところ,3反復おこなったCLCuRaVtomato単独接種実験では,N. benthamiana36株中3株のみで非常に軽微な病徴を呈し,トマトには感染が認められなかった。しかし,サテライトDNA感染性クローンCLCuRaBtomatoとの共接種によると,N. benthamianaでは100%の感染が認められ激しい病徴を呈し,トマトでは穏やかな病徴ではあるが70-80%の感染が認められた。CLCuRaBtomatoの存在によりCLCuRaVtomatoの病徴がN. benthamianaおよびトマトにおいて激化した。これにより,トマトから分離したワタのウイルスであるCLCuRaVtomatoの実験用宿主N. benthamianaと野外宿主トマトにおける感染性を実験的にはじめて確認した。
索引語トマト;病徴;CLCuRaVtomato;感染;感染性クローン;パキスタン;ワタ;PK;分離;共接種
引用文献数21
登録日2013年10月08日
収録データベースJASI, AGROLib

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