暖地春採り越年蚕種の保護法について

暖地春採り越年蚕種の保護法について

レコードナンバー842062論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20008669NACSIS書誌IDAN00366054
論文副題秋期プログラム冷房の利用
著者名大貫 道
中村 泰郎
書誌名蠶絲試驗場彙報
別誌名Technical bulletin of Sericultural Experiment Station, Ministry of Agriculture, Forestry and Fisheries
Technical bulletin of Sericultural Experiment Station
蚕糸試験場彙報
発行元農林省蠶絲試驗場
巻号,ページ93号, p.15-21(1970-04)ISSN03853594
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抄録1)春採り越年蚕種を秋期プログラム冷房で保護する場合,夏期の保護温度23℃と25℃では差が現われなかった.2)夏期23℃保護と秋期プログラム冷房を行った場合,冬期7.5℃,5℃および2.5℃の日数では5℃に30日間,以後2.5℃に冷蔵したものが90%以上のふ化歩合を示す品種が多かった.3)冬期の保護期間における5℃と2.5℃の日数との関係では,5℃に30日間以後2.5℃に冷蔵したものが,日本種では明らかにふ化歩合が高いが,支那種では区間の差が明らかでない.しかし5℃の日数が44日以上になるとふ化歩合の劣る品種数が増加した.4)秋期プログラム冷房を利用する場合,夏期の保護を25℃から24℃へそれぞれ30日間ずつ経過させ,その後8月末までに23℃温度を下げるものが,夏期をとおして23℃保護を行うものよりもよい成績を示した.5)冬期の2.5℃冷蔵期間中の中間手入れについては,特に日本種において手入れにより実用ふ化歩合がよくなる例が多かった.6)夏期は25℃に30日間,24℃に30日間と連続し,引き続いて8月末日まで23℃とする段階的な温度降下を行い,9月1日から1日0.2℃ずつ温度を下げるプログラム冷房を行い,室温が5℃になればこの温度に30日間,続いて出庫まで2.5℃に冷蔵し,3月1日から中間手入れを行う方法が,暖地春採り越年原蚕種の実用的な保護法の一例であることを確認した.
引用文献数7
登録日2013年10月11日
収録データベースJASI, AGROLib

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