豇に関する研究(2)

豇に関する研究(2)

レコードナンバー842768論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20003587NACSIS書誌IDAN00121068
論文副題豇豆の化学成分と利用について(1)
著者名清水 純夫
土屋 敏夫
川延 謹造
書誌名信州大學紀要. 第五輯, 農學部
別誌名Journal of the Faculty of Agriculture, Shinshu University
信州大学紀要. 第5輯, 農学部
信州大学紀要. 第五輯, 農学部
発行元信州大學
巻号,ページ2号, p.59-72(1952-07)ISSN 
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抄録(1)1950年,1951年の両年に栽培した34品種のササゲ豆試料につき,一般成分,及び無機成分のうち燐酸,石灰含量を分析した。(2)ササゲ豆種実の一般成分は,粗蛋白20~26%,炭水化物50~55%,粗脂肪1.5~2.1%,粗繊維4.3~7.5%,灰分2.6~3.3%であった。又,灰分中石灰は,平均7.75%,燐酸は33.6%であった。この結果は菜豆によく類似した組成であることを示している。(3)1950,1951年の両年産の34品種のササゲ豆につきP-amino-aeto phenon法にてVitamin B1の含量を測定した。この結果,両年の平均はそれぞれ810±117r及び819±126rであって大差を認めなかった。又この結果から穀類,荳類を通じ最も高いビタミン含量を示すグループに属すると云うことが出来る。品種別に云うと「美人豆」は両年続けて1200rを超えており注目に値する品種である。これについて「米豆」が1040rであった。この両品種とも白色豆であることは興味がある。ビタミン含量と草型との関係は明らかでない。(4)1950年,1951年の両年の結合型Vitamin B1含有%を比較するとこの実験の範囲内では古い種子の方がEster型含有%が大である傾向を示した。(5)水浸しによるササゲ豆Vitamin B1損失は極めて微量であった。(6)開花始期,満開期及び落花期の3期に分けて刈取ったササゲ豆10品種の茎葉につき一般成分の定量を行った。この結果によると乾物中窒素分(従って粗蛋白)は,葉に於ては第I期に茎に於ては第II期に,含量が最も大であることを知った。又更に各期別の分析結果から/N率を求めて茎葉の生理学的考察を行った。(7)飼料作物としての面から草型IV-A群に属する「カウピ-類」の特性に付き研究した。(8)以上の結果よりすれば,ササゲ豆は,Vitamin B1含量の極めて高く且,蛋白,炭水化物の均衡の取れた優れた食品であると云うことが出来る。(1952・2・28)
索引語含量;結果;品種;一般成分;研究;ササゲ豆;豆;Vitamin;B1;類
引用文献数33
登録日2014年03月25日
収録データベースJASI, AGROLib

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