東北海区金華山沖に於けるカツオ主漁場の成立について

東北海区金華山沖に於けるカツオ主漁場の成立について

レコードナンバー843807論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20004301NACSIS書誌IDAN00167397
著者名北野 清光
書誌名東北海区水産研究所研究報告
別誌名東北海区水産研究所研究報告
巻号,ページ2号, p.1-10(1953-11)ISSN 
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抄録以上の考察から次の事柄が帰結される。(1)例年夏季金華山沖海域を占める相異なる水塊は通常α・β・γ3水塊から成立し、且つα上昇冷水塊はカツオ主漁場形成の上に密接な関連性を保ちながら変動する。(2)釧路南観測線bの断面内では、冷水塊の壁が極めて鋭どい潮境を形成しながら、北緯40度から42度に及ぶ区間を変動し、その南方100浬ないし200浬附近の海域にカツオ主漁場が見出され、S領域内B適水温床内に形成されている。(3)カツオ適水温帯の深さは通常表層から50米内外の上層に限定され、此の層では上昇冷水塊との混合によって(Nathansonの説に基き)、栄養塩の定常的供給を受けて爆発的プランクトンの増殖が誘発されるものと推定され、冷水塊の鋭い壁にさえぎられ極前線附近に滞留する索餌群集体に必要な食餌供給条件は充分満たされ得るものと考えられる。
索引語成立;冷水塊;壁;カツオ適水温帯;此の層;上昇冷水塊;Nathanson;基き;定常的供給;爆発的プランクトン
引用文献数8
登録日2014年08月22日
収録データベースJASI, AGROLib

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