サメガレイの生態学的研究(1)

サメガレイの生態学的研究(1)

レコードナンバー843832論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20004301NACSIS書誌IDAN00167397
論文副題肥満度・生殖腺重量の季節的変化に就いて
著者名笠原 康平
書誌名東北海区水産研究所研究報告
別誌名東北海区水産研究所研究報告
巻号,ページ4号, p.165-172(1955-03)ISSN 
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抄録サメガレイの肥満度・生殖腺重量の時期による変化を観察して次の結果を得た。(1)肥満度i)時期別に見ると一般に3月~5月には最小値に、8月~11月には最大値に達するが、此の季節的変動は本種の索餌期に密接な関連があると見られる。ii)年齢の増加に伴って肥満度は減少の傾向にあるが、之は肥満度の値が体長の3乗と体重との比で示される事から生じた見かけ上の減少で、本種の体重の増加は体長の略々2.9乗に比例する。iii)雄の肥満度は雌のそれより小さく、その差は若年魚より高年魚に著しい。之は成長に伴う卵巣重量の増大が精巣重量の増大よりはるかに大きい事に起因する。(2)生殖腺重量i)未成熟の卵巣重量は体長の増加に伴って等比級数的に増加し、季節的変動は認められないが、成熟した卵巣の重量は顕著な季節的変動を繰り返えす。生殖腺重量比(R=w/W'*100、wは卵巣重量、W'は卵巣を除いた体重、単位はg)の変動から雌の成熟体長は略々30cm、産卵盛期は12月・1月と見る。ii)精巣重量の季節的変動は体長25cm未満の魚体では殆んど見られないが、25cm以上では顕著に認められる。生殖腺重量比の時期別及び体長別の変動から、雄の成熟体長は略々25cm、精巣の最も成熟する時期は卵巣の場合と同様10月~1月と見る。
索引語肥満度;サメガレイ;増加;成熟;体長;卵巣;季節的変動;卵巣重量;生殖腺重量;変動
引用文献数6
登録日2014年08月22日
収録データベースJASI, AGROLib

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