附着硅藻の生態学的研究、特に浮遊・底棲硅藻との関係について(1)
レコードナンバー | 843899 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
ALIS書誌ID | ZZ20004301 | NACSIS書誌ID | AN00167397 |
論文副題 | 塩釜港における附着硅藻の季節的変化の概況 |
著者名 | 佐藤 重勝 |
書誌名 | 東北海区水産研究所研究報告 |
別誌名 | 東北海区水産研究所研究報告 |
巻号,ページ | 11号, p.94-111(1958-03) | ISSN | |
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抄録 | 1.1956年4月から1957年5月迄約1年間塩釜港内海苔場の中央に当る地点で竹、スレートの附着硅藻、管瓶に沈澱する硅藻、プランクトン・ランターンによる浮游硅藻の調査を行った。2.附着硅藻の季節的変化は実に著しく略々4期に区分される。(a)I月~III月 殆んどない。他の藻類が附着する。(b)IV月~VII月 やゝ多い。(c)VIII月~IX月 やゝ少ない。水?が極めて多い。(d)X月~XII月 著しく多い。3.管瓶に沈澱する硅藻は(b)(d)期は附着硅藻、(a)(c)期は沿岸性浮游硅藻が多い。4.Pleurosigmaは竹に附着すること少なく、スレート上面又は沈澱管に見出される。5.附着硅藻が顕著に減少するI月~III月には浮游硅藻が多い。6.Chaetocerosは浮游硅藻としては採集されるが、沈澱管内には少ない。7.調査結果に基いて各硅藻の生態関係を考察し、之等が相互に連続した関係にあることを示した。 |
索引語 | 附着硅藻;浮游硅藻;季節的変化;管瓶;硅藻;I月;III月;期;附着;生態学的研究 |
引用文献数 | 17 |
登録日 | 2014年08月22日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |