ノリ糸状体の色素並びに酸素放出について
ノリ糸状体の色素並びに酸素放出について
レコードナンバー | 843937 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ20004301 | NACSIS書誌ID | AN00167397 |
著者名 | 佐野 孝 | ||
書誌名 | 東北海区水産研究所研究報告 | ||
別誌名 | 東北海区水産研究所研究報告 | ||
巻号,ページ | 17号, p.38-44(1960-11) | ISSN | |
全文表示 | PDFファイル (5735KB) | ||
抄録 | ノリ糸状体の水溶性色素及び脂溶性色素について測定し、糸状体の同化作用に影響を及ぼす水温。塩素量並びに栄養塩の濃度について検討した。1)糸状体の水溶性色素の吸収帯は、495~500mμ・540mμ・560~570mμ及び620mμであった。2)糸状体の脂溶性色素の吸収帯は、435~440mμ・480mμ・660~670mμ(90%エタノール溶液)であった。3)これら糸状体の色素の吸収帯は、ノリ藻体の色素の吸収帯に一致する。4)一定の培養条件では、水温30℃以上・塩素量8‰以下では、糸状体の同化作用は阻害されるようである。5)栄養塩の濃度は、燐酸塩として2μg-atom/L以下・アンモニア態窒素及び硝酸態窒素は80μg-atom/L以下の濃度で、培養することが適当のように思われる。 | ||
索引語 | 糸状体;吸収帯;色素;濃度;ノリ糸状体;水溶性色素;脂溶性色素;同化作用;栄養塩;atom | ||
引用文献数 | 8 | 登録日 | 2014年08月22日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |