東北海区における動物プランクトンの性状
東北海区における動物プランクトンの性状
レコードナンバー | 843980 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ20004301 | NACSIS書誌ID | AN00167397 |
論文副題 | 水域の差による湿重量・出現率・組成率の吟味 | ||
著者名 | 小達 和子 | ||
書誌名 | 東北海区水産研究所研究報告 | ||
別誌名 | 東北海区水産研究所研究報告 | ||
巻号,ページ | 21号, p.93-103(1962-06) | ISSN | |
全文表示 | PDFファイル (9612KB) | ||
抄録 | 昭和26年から35年までの10ヶ年間の7月・8月におけるプランクトン標本の湿重量・出現率・組成率について検討した。1.暖水域のプランクトン湿重量は1,500mg以下が90%以上を占め、最大量は2,500mg前後である。2.1採集ネット当り3,000mg以上採集された場合は冷水域の標本と認められる。冷水域では3,000mg以上採集される回数は、それ以下の回数と略々同数である。3.平均的にみてプランクトン採集量は、混合水域を1とすれば純親潮域では3、親潮系水域では2、黒潮系水域及び純黒潮域では0.7の割合となる。4.採集された各種プランクトンの中、代表的な種類32種について検討した結果、次の各3種類が冷水性・暖水性の指標種として認められた。冷水性種<1.Calanus cristatus 2.Calanus plumchrus 3.Sagitta elegans>暖水性種<1.Lucifer sp. 2.Scolecithrix danae 3.Eucalanus mucronatus> | ||
索引語 | 湿重量;出現率;組成率;採集;検討;冷水域;回数;Calanus;プランクトン標本;プランクトン湿重量 | ||
引用文献数 | 5 | 登録日 | 2014年08月22日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |