レタスの生育および収量と温度に関する試験

レタスの生育および収量と温度に関する試験

レコードナンバー845056論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20008726NACSIS書誌IDAN00142396
著者名稲子 幸元
酒井 俊昭
書誌名千葉県暖地園芸試験場研究報告
別誌名Bull. Chiba Hort. Exp. Sta.
千葉暖地園試研報
Bulletin of the Chiba Horticultural Experiment Station
発行元千葉県暖地園芸試験場
巻号,ページ1号, p.17-25(1969-03)ISSN03887774
全文表示PDFファイル (1043KB) 
抄録1. 1962,63年度,圃場試験で,保温材料および方法を変え,温度と生育,収量との関係を検討した。2. 各区の温度は,露地に比較して寒冷紗トンネルは0.4~0.7℃とわずかに高く,ビニネットトンネルは2.6~3.6℃,ビニネットハウスは2.9℃,ビニルトンネルは3.8~4.7℃,ビニルハウスは4.8℃,硝子室は5.8℃とそれぞれ高かった。3. 生育は7.5℃以下でもじょじょに行なわれ,温度が高くなるにつれて生長量は多くなり,10℃以上では10日間に2倍以上生育をする。4. 生育調査の全期間を平均すると,10日当りの生育量は,平均気温7~12℃の範囲では66.3gで,生育日数,球重率から算定した球重は,全収穫の1球重とほぼ一致した。5. 生育中の積算温度と生育の相関は極めて高く,株の小さい時期ほどいちじるしい。6. 温度が高いほど収穫期は早くなり,定植から収穫までの積算温度は1200~1300℃であった。7. 収量は平均球重で比較したが,保温効果の高い区ほど収量が多かった。8. 時期別に収量をみると,1962年度は3月前半,1963年度は2月後半に,いずれの区も最低収量になりそれよりも以前または以後の時期,はなれるにしたがい収量は多くなる。最低収量は最低気温の時期から1カ月または1カ月半後になる。9. 収穫可能な温度は定植から収穫までの平均気温は9℃以上,概算温度は1050℃以上であった。また収穫前60日間の平均気温が8℃以下ではチャボ玉になる。10. 収量と積算温度の相関は,全期間ではないかあるいはわずかにあるぐらいだが,収穫前60日,40日,20日間の積算温度とは,かなり高い相関を示す。また収穫が低温期の場合は相関は認められないが,温度上昇期で収穫前60日以降の積算温度とは,極めて高い相関がある。
索引語収量;温度;収穫;生育;積算温度;相関;全期間;平均気温;比較;定植
引用文献数4
登録日2015年08月19日
収録データベースJASI, AGROLib

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