無袋梨に対する殺?剤の実用性試験

無袋梨に対する殺?剤の実用性試験

レコードナンバー845101論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00016679NACSIS書誌IDAN00142421
著者名野田 健男
石渡 英夫
吉岡 四郎
書誌名千葉県農業試験場研究報告 = Bulletin of the Chiba-Ken Agricultural Experiment Station
別誌名千葉農試研報
Bull. Chiba Agric. Exp. Stn.
Bulletin of the Chiba Prefectural Agricultural Experiment Station
発行元千葉県農業試験場
巻号,ページ2号, p.87-101(1958-03)ISSN05776880
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抄録(1)オウトウハダニの活動期に使用して効果的で,然も各種の薬害や無袋梨果面汚損の恐れのない殺?剤,濃度,使用法を求めて,昭和29~31年の間試験を行った。(2)シストックスを主体として梨若木に対する樹幹バンド法を試みたところ,効果高く,その残効も1カ月程度と推定された。然し,その反面葉や処理部の薬害,時期や樹幹表面の状態による滲透乃至移動の不良,ひいては遅効や効果不良等,広く実用に供するには未だ問題が多いと思われる結果を得た。(3)葉面撒布法では,各種殺?剤中メタシストックスに最も期待が掛けられ,その1000倍液は悪条件下でも充分な殺虫効果を示し,増殖抑制効果も又1カ月前後にわたった。(4)メタシストックス1000倍液の葉に対する薬害は,人工的高温湿潤状態下で大形水滴部に於てのみ認められた。従って,かかる気象状態に注意すると共に,従来の殺?剤使用の際の如き異常な多量撒布を避け,且細かい霧として撒布する様に心掛ければ,実用上支障を来す恐れは少ないと考えられる。(5)メタシストックスはダイセン水和剤,ホリドール乳剤と混用しても,葉の薬害を著しく増大する傾向を認めなかった。(6)メタシストックスは無袋梨果面に対しても悪影響を及ぼさなかった。(7)以上を綜合して,無袋梨に於てのオウトウハダニ防除にはメタシストックス1000~1500倍液葉面撒布が極めて実用性が高いと考えられる。
索引語メタシスト;薬害;クス;梨;葉;オウトウハダニ;反面葉;無袋梨;シスト;効果
引用文献数9
登録日2015年08月19日
収録データベースJASI, AGROLib

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