オオムギ角斑病に関する研究

オオムギ角斑病に関する研究

レコードナンバー845112論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00016679NACSIS書誌IDAN00142421
著者名西原 夏樹
小辻 昭二
御園生 尹
書誌名千葉県農業試験場研究報告 = Bulletin of the Chiba-Ken Agricultural Experiment Station
別誌名千葉農試研報
Bull. Chiba Agric. Exp. Stn.
Bulletin of the Chiba Prefectural Agricultural Experiment Station
発行元千葉県農業試験場
巻号,ページ2号, p.165-183(1958-03)ISSN05776880
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抄録(1)千葉県におけるオオムギ角斑病の発生状況並びに防除試験の結果を主とし,併せて本病の病徴及び病原菌の形態,性質等について行った観察及び2,3の実験結果を述べた。(2)本病は千葉県東北部に多く分布し発生面積は90町歩余に達する。(3)病徴はコムギ角斑病に類似するが,葉鞘や葉では更に鮮明な角斑を生ずる。(4)本菌の最適発育温度は20℃,最高は30℃以下で最低は5℃よりも低いところにある。菌叢は変異が多いが,気中菌糸は殆んど生ぜず革質の基面菌糸を生じ,一般に紫水晶色に着色することが多い。(5)柄胞子は発芽して二次分生胞子を形成する。発芽温度は18°~20℃が最適で30℃では全く発芽しない。二次分生胞子は明らかな病原性を有し本病の蔓延に重要な意義をもっているらしい。(6)本病の発生源は前年度の被害麦稈にあり,種子及び土壌からの伝染は未だ認められない。(7)品種により罹病性の差異があり,ビールムギは一般に罹病性が大きくセトハダカ及び北関東皮8号はとくに耐病性大であった。(8)早播きほど発生が多く,窒素及び燐酸肥料の増施は発生を増し加里は抑制する傾向が認められた。(9)撒布薬剤は石灰硫黄合剤1度液が最もよく,ZINEB剤400倍液も有効である。銅水銀剤は発病防止効果は高いが薬害がある。
索引語本病;オオムギ角斑病;発生;発芽;病徴;二次分生胞子;罹病性;紫水晶色;最適;研究
引用文献数28
登録日2015年08月19日
収録データベースJASI, AGROLib

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