エチレン処理されたバナナ果実切片の生理・化学的特性ならびに微生物の変化に及ぼす強酸性電解水の影響に関する研究

エチレン処理されたバナナ果実切片の生理・化学的特性ならびに微生物の変化に及ぼす強酸性電解水の影響に関する研究

レコードナンバー850293論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00016464NACSIS書誌IDAA11178236
著者名阿部 一博
笹本 真季子
嘉悦 佳子
阿知波 信夫
書誌名日本食品保蔵科学会誌
別誌名日本食品保蔵科学会誌
発行元日本食品保蔵科学会
巻号,ページ38巻・ 6号, p.321-328(2012-11)ISSN13441213
全文表示PDFファイル (822KB) 
抄録本研究では,強酸性電解水処理されたバナナ果実切片の追熟と微生物の関連性を調べた。エチレン処理されたライトグリーン果実の中央部から3cmの切片を調製し,それらを対照区:無処理,純水区:純水に浸漬後風乾,電解水区:強酸性電解水に浸漬後風乾,の3区に分け,非密封のポリエチレン袋に入れて20℃の室内に貯蔵し,追熟状況の観察,食味検査,生理活性と化学成分の分析を行った。電解水区の切片の果皮の黄化とシュガースポットの出現ならびに果肉の甘味の増加と渋味の減少が,他の2区より遅れた。糖含量の増加とアルコール不溶性物質の減少も電解水区が,他の2区より少し遅れた。保持中の二酸化炭素排出量とエチレン生成量のピークは,電解水区が他の2区より遅く,しかも低かった。強酸性電解水処理によって,果皮と果肉の生菌数が減少し,貯蔵中の増加も3区中で最も遅かった。これらのことから,強酸性電解水処理はバナナ果実切片の追熟を遅らせるが,それには微生物が関与する可能性があることを明らかにした。
索引語強酸性電解水;電解水区;バナナ果実切片;微生物;切片;強酸性電解水処理;増加;減少;エチレン処理;追熟
引用文献数13
登録日2013年07月11日
収録データベースJASI, AGROLib

論文アクセスランキング

Copyright 2017 農林水産省 農林水産技術会議事務局筑波産学連携支援センター

Tsukuba Business-Academia Cooperation Support Center, Agriculture, Forestry and Fisheries Research Council Secretariat