沖縄県の酸性土壌における炭酸カルシウムおよびリン酸の施用が数種暖地型イネ科牧草の生育に及ぼす影響
沖縄県の酸性土壌における炭酸カルシウムおよびリン酸の施用が数種暖地型イネ科牧草の生育に及ぼす影響
レコードナンバー | 850418 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ00014871 | NACSIS書誌ID | AN00194108 |
著者名 | 屋良 朝宣 川本 康博 | ||
書誌名 | 日本草地学会誌 | ||
別誌名 | 日本草地学会誌 Japanese journal of grassland science Glassland science Journal of Japanese Society of Grassland Sciences Journal of Japanese Society of Grassland Science | ||
発行元 | 日本草地学会 | ||
巻号,ページ | 58巻・ 4号, p.221-229(2013-01) | ISSN | 04475933 |
全文表示 | PDFファイル (710KB) | ||
抄録 | 酸性赤黄色土壌の国頭マージ土壌における土壌pHの矯正と可給態リン酸含量との関係から炭酸カルシウムおよびリン酸の至適施用量を明らかにするために,スーダングラス(品種リッチスーダン),シグナルグラス(品種Basilisk)およびパンゴラグラス(品種トランスバーラ)を用いたポット栽培試験を行った。炭酸カルシウムの施用に伴い,土壌中の交換性アルミニウム含量は著しく低下した。炭酸カルシウムによるpH矯正は,スーダングラスの生育に対しては極めて効果的であるが,シグナルグラスとパンゴラグラスに対しては,有意な効果を及ぼさないことが明らかとなった。また,基肥としてのリン酸の至適施用量は,スーダングラスではpH矯正を行い,可給態リン酸含量を増加させることで生育を促進させるが,パンゴラグラスとシグナルグラスではpH矯正を行わずとも,それぞれ2.1および2.3mg P2O5/100g乾土以上であれば良好な生育がもたらされる。 | ||
索引語 | パンゴラグラス;炭酸カルシウム;生育;リン酸;可給態リン酸含量;至適施用量;pH矯正;スーダングラス;シグナルグラス;施用 | ||
引用文献数 | 49 | 登録日 | 2013年07月25日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |