ゴールデン・レトリーバーの前頭部に認められた高分化型線維肉腫の1例

ゴールデン・レトリーバーの前頭部に認められた高分化型線維肉腫の1例

レコードナンバー850527論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00011620NACSIS書誌IDAN10158155
著者名市川 美佳
山下 傑夫
岡野 久美子
二瓶 和美
垣内 孝彦
小野 憲一郎
小川 博之
書誌名獣医麻酔外科学雑誌
発行元獣医麻酔外科学会
巻号,ページ43巻・ 1-2号, p.21-25(2012-04)ISSN09165908
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抄録11歳齢、雄のゴールデン・レトリーバーが線維腫と診断された前頭部腫瘤の再発を主訴に来院した。腫瘤は頭蓋骨への固着が著しく、眼窩へも浸潤しており、高分化型線維肉腫と再診断された。X線CT所見に基づき、頬骨突起と前頭骨の一部を含めて腫瘤を切除するとともに、圧迫され変形した眼球を摘出した。切除後の摘出部位の修復は、側頭筋を剥離し反転させた被覆と多孔性ゼラチンスポンジの充填とした。術後、一時的な皮下気腫と皮膚発赤が認められたが経過は良好であり、術後約1年3ヵ月を経過した時点で腫瘍再発ならびに転移の徴候は認められていない。大型犬、とくにゴールデン・レトリーバーの頭部腫瘤については、病理組織学的に良性な線維腫と診断された場合であっても、高分化型繊維肉腫の可能性を考えた対応が必要と思われる。
索引語レトリーバー;ゴールデン;腫瘤;高分化型線維肉腫;診断;線維腫;経過;前頭部;前頭部腫瘤;前頭骨
引用文献数12
登録日2013年07月30日
収録データベースJASI, AGROLib

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