施設栽培シシトウのミカンキイロアザミウマ防除に有効なアカメガシワクダアザミウマの放飼頭数
施設栽培シシトウのミカンキイロアザミウマ防除に有効なアカメガシワクダアザミウマの放飼頭数
レコードナンバー | 850618 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ00015089 | NACSIS書誌ID | AN00052373 |
著者名 | 櫻井 民人 勝山 直樹 津田 新哉 | ||
書誌名 | 北日本病害虫研究会報 | ||
別誌名 | Annual report of the Society of Plant Protection of North Japan 北日本病害虫研究会報 | ||
発行元 | 北日本病害虫研究会 | ||
巻号,ページ | 63号, p.177-180(2012-12) | ISSN | 0368623X |
全文表示 | PDFファイル (562KB) | ||
抄録 | 施設栽培シシトウにおいて害虫アザミウマ類に対するアカメガシワクダアザミウマの効果的な放飼頭数を検討した。ポット株へのミカンキイロアザミウマ成虫の放飼7日後,アカメガシワクダアザミウマ成虫を異なる頭数(4,6,8頭/株,各区雌雄同数)で放飼したところ,ミカンキイロアザミウマの密度はすべての放飼区で対照区(天敵無放飼区)に比べて低く維持されたが,4,6頭放飼区では8頭放飼区に比べてミカンキイロアザミウマ密度が時間の経過とともに上昇した。シシトウ被害果の発生も同様であった。アカメガシワクダアザミウマは6,8頭放飼区で多く観察されたが,成虫密度は6頭放飼区より8頭放飼区で高い傾向があった。これらの結果は,施設栽培シシトウにおいてミカンキイロアザミウマ密度を低く維持するためには,アカメガシワクダアザミウマを株あたり8頭放飼し,成虫密度を高く維持することが効果的であることを示している。 | ||
索引語 | アカメガシワクダアザミウマ;施設栽培シシトウ;維持;放飼頭数;放飼;ミカンキイロアザミウマ密度;成虫密度;頭数;株;ミカンキイロアザミウマ | ||
引用文献数 | 12 | 登録日 | 2013年07月31日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |