自給飼料を多用した発酵TMR飼料の調製と特性

自給飼料を多用した発酵TMR飼料の調製と特性

レコードナンバー850749論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00012934NACSIS書誌IDAN10468072
著者名横澤 将美
佐藤 拓実
都丸 友久
書誌名群馬県畜産試験場研究報告 = Bulletin of the Gunma Animal Husbandry Experiment Station
発行元群馬県畜産試験場
巻号,ページ19号, p.71-87(2012-12)ISSN13409514
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抄録サイレージやエコフィード等の自給可能な飼料を原物重量比75%以上使用し、細断型ロールベーラで成形した発酵混合飼料(発酵TMR)の調製方法や、季節別調製による発酵特性および長期保存性を検討した。(1)発酵TMRの調製に細断型ロールベーラを使うことで、乾物梱包密度が300kg/m3以上の非常に高いロールベールが成形できた。また自給飼料を多用したTMRは、流通乾草を主体としたTMRより成形時間が短縮できるため、作業能率が高くなると推察された。(2)発酵TMRの発酵速度は、夏季の調製では早いが、調製3週後には乳酸含量が5%以上となるため過発酵になりやすい。一方、冬季調製では夏季調製と比べ発酵速度は非常に遅く、サイレージ多用ではほとんど発酵が進まなかった。(3)冬季調製において発酵促進が認められたのは、黒色ラップで梱包したロールベールの日の当たる南側部位のみであった。また糖液添加による発酵促進は見られなかったため、発酵は保存期間における積算温度が影響すると考えられた。(4)発酵TMRロールベールは、貯蔵期間が長くなるとVBNが増え、気温の高い夏季に乳酸および酢酸含量は急増するが、その後の発酵は安定し品質に問題は見られないため、1年間は保存できることが示唆された。
索引語発酵TMR;発酵;細断型ロールベーラ;TMR;調製;多用;自給飼料;成形;ロールベール;発酵速度
引用文献数8
登録日2013年08月06日
収録データベースJASI, AGROLib

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