トマト葉かび病抵抗性遺伝子(Cf-9)を検出する共優性マーカーの開発
トマト葉かび病抵抗性遺伝子(Cf-9)を検出する共優性マーカーの開発
レコードナンバー | 850974 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ00013985 | NACSIS書誌ID | AN00381852 |
著者名 | 福田 至朗 黒柳 悟 田中 哲司 浅見 逸夫 | ||
書誌名 | 愛知県農業総合試験場研究報告 = Research bulletin of the Aichi-ken Agricultural Research Center | ||
別誌名 | Research bulletin of the Aichi Agricultural Research Center | ||
発行元 | 愛知県農業総合試験場 | ||
巻号,ページ | 44号, p.1-6(2012-12) | ISSN | 03887995 |
全文表示 | PDFファイル (550KB) | ||
抄録 | トマト品種を効率的に選抜するためには、DNAマーカーの利用が有効である。トマト葉かび病抵抗性遺伝子(Cf-9)を選抜できる共優性のDNAマーカーの開発のため、Cf-9とそのホモログ遺伝子(Hcr9-9A、Hcr9-9B、Hcr9-9D、Hcr9-9E)との塩基配列の比較から、Cf-9およびcf-9を特異的に増幅することのできるプライマーセットを設計した。これを用いてPCR反応を行った後、制限酵素HpyCH4Vで切断すると、抵抗性遺伝子(Cf-9)では294bpと194bpの2つに切断されたDNA断片、罹病性遺伝子(cf-9)では制限酵素では切断されず、488bpのDNA断片が検出された。罹病性の「桃太郎8」と抵抗性の「フルティカ」の交雑F2世代を用い、本マーカーと既報のDNAマーカーによる遺伝子型を比較した結果、すべての個体で一致した。 | ||
索引語 | DNAマーカー;切断;トマト葉かび病抵抗性遺伝子;検出;開発;選抜;比較;DNA断片;共優性;用いてPCR反応 | ||
引用文献数 | 14 | 登録日 | 2013年08月13日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |