檜山研究林内におけるステーク試験による道産材5種の耐朽性評価

檜山研究林内におけるステーク試験による道産材5種の耐朽性評価

レコードナンバー851014論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20006294NACSIS書誌IDAA11595357
著者名石原 亘
澤田 圭
小泉 章夫
平井 卓郎
佐々木 義久
高梨 隆也
夏目 俊二
伊藤 洋一
書誌名北海道大学演習林研究報告 = Research bulletin of the Hokkaido University Forests
発行元北海道大学北方生物圏フィールド科学センター森林圏ステーション
巻号,ページ69巻・ 1号, p.11-21(2013-01)ISSN13470981
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抄録本研究では、ステーク試験によって北海道産材5樹種(ハルニレ、ネグンドカエデ、ニセアカシア、シンジュ、トドマツ(非人工乾燥材及び高温乾燥材))の野外における耐朽性を評価した。暴露期間は約3年3ヶ月(2008年7月21日より2011年10月13日まで)とし、おおよそ1年おきにステーク試験体の腐朽状況を、縦振動法による動的ヤング率の測定、及び目視による被害度判定を用いて評価し、腐朽状態の経時的変化を調べた。試験の結果、開始より約2年後にはニセアカシアを除くほぼ全ての樹種のステーク試験体で白色腐朽が確認された。腐朽の進行状況は樹種によって異なり、ネグンドカエデ、シンジュの2樹種では2年目以降に急激な腐朽が観察された。ハルニレでは、健全なステークが多い一方で、2年目以降に折損するステークも多く、両極的な腐朽状況がみられた。トドマツは暴露期間の増加に伴い腐朽の進行が観察されたが、今回の乾燥条件における耐朽性への影響は特にみられなかった。程度の差こそあれ、多くの樹種のステーク試験体が白色腐朽した一方で、ニセアカシアにおいては健全なステーク試験体がほとんどを占め、無処理であっても強い耐朽性を示した。また、白色腐朽であっても、条件によっては急激な腐朽が生じることが示唆された。
索引語腐朽;試験;ステーク;ハルニレ;ネグンドカエデ;暴露期間;樹種;ニセアカシア;耐朽性;白色腐朽
引用文献数13
登録日2013年08月14日
収録データベースJASI, AGROLib

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