木材の熱圧処理技術の開発

木材の熱圧処理技術の開発

レコードナンバー851019論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00010775NACSIS書誌IDAN10102048
著者名澤田 哲則
阿部 龍雄
清水 光弘
書誌名林産試験場報
別誌名Journal of the Hokkaido Forest Products Research Institute
発行元北海道立林産試験場
巻号,ページ542号, p.19-24(2013-02)ISSN0913140X
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抄録木材の圧縮変形において,鋼製型枠などを用いた横拘束(圧縮方向および繊維方向と直交する方向への寸法変化を抑止する)を行わず,木材と圧縮用の熱盤との摩擦のみを横拘束力として用い,角材や,背板などの不定形な材料を,板材となるまで圧縮変形させる方法を検討した。圧縮の前段である軟化のために高含水化した木材は,圧縮の初期に常温で著しい変形を起こした。板状となった後,熱盤からの加熱により材温が上昇するに従って,熱軟化,形状固定,乾燥などが進行した。明らかな横拘束を行わないため,木材は圧縮の初期に,幅方向に寸法拡張をしながら大きく変形したが,変形によって形成された繊維束は,完全に断裂することはなく,網目のような連続性を保っていた。細胞内腔は通常の圧縮木材と同じように圧縮されて空隙が減少するが,一般的な圧縮木材のように年輪構成は維持されず,木口断面ではランダムに破断したように観察された。
索引語木材;変形;圧縮;初期;横拘束;圧縮変形;熱盤;圧縮木材;材温;熱圧処理技術
引用文献数11
登録日2013年08月14日
収録データベースJASI, AGROLib

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