てん菜の直播栽培における生育初期の風害を回避するための耐風害播種床に関する研究

てん菜の直播栽培における生育初期の風害を回避するための耐風害播種床に関する研究

レコードナンバー851103論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00015065NACSIS書誌IDAN00200470
著者名市来 秀之
Nguyen V.N.
吉永 慶太
宮崎 昌宏
上加 裕子
書誌名農業機械學會誌
別誌名Journal of the Japanese Society of Agricultural Machinery
農業機械学会誌
Journal of the Society of Agricultural Machinery
Journal of the Society of Agricultural Machinery, Japan
発行元農業機械學會
巻号,ページ75巻・ 2号, p.89-99(2013-03)ISSN02852543
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抄録てん菜直播栽培において,出芽直後の苗の生育初期では春先の強風で風害を受けやすく,てん菜直播が普及拡大しない1つの要因となっている。本研究では,てん菜直播の生育初期の風害回避について,播種位置の両側にΛ形状の防風壁を造成した播種床(以下,耐風害播種床)の有効性を明らかにすることを目的とした。風洞実験において,熱線風速計と粒子画像流速測定法(PIV)を使用して風速分布,および風速ベクトル分布を計測し,耐風害播種床周辺の気流状態を明らかにした。さらに,数値流体力学(CFD)によるシミュレーションで,耐風害播種床周辺の風速コンターを示した。測定およびシミュレーション結果に基づいて,高さ5cmのΛ型防風壁を造成する耐風害播種床形成機構を試作し,現地農家ほ場においてほ場試験を行った。ほ場試験では,てん菜播種機に装着した耐風害播種床形成機構によって,造成した耐風害播種床は降雨と強風により壁の高さが1cm程度低くなったものの,播種深さには影響を与えず,播種位置の地面から高さ1cmの耐風害播種床の風速は,慣行播種床に比較して約60%低下することが示された。
索引語耐風害播種床;生育初期;風害;てん菜直播;播種位置;耐風害播種床周辺;耐風害播種床形成機構;ほ場試験;造成;てん菜
引用文献数11
登録日2013年08月15日
収録データベースJASI, AGROLib

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