活性炭を生物担体として用いたうどん湯煮廃液の処理技術の検討

活性炭を生物担体として用いたうどん湯煮廃液の処理技術の検討

レコードナンバー851216論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20008623NACSIS書誌IDAA11907573
著者名三好 益美
藤田 久雄
書誌名香川県環境保健研究センター所報 = Annual report of Kagawa Prefectural Research Institute for Environmental Sciences and Public Health
発行元香川県環境保健研究センター
巻号,ページ7号, p.113-117(2008-12)ISSN1347698X
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抄録本研究では,うどん湯煮廃液の処理を目的に,活性炭を生物担体として用いたメタン発酵法について検討を行なった。メタン発酵の炭素源としてうどん湯煮廃液耐熱性α-アミラーゼ酵素分解液(以下デンプン糖化液という)を用い,活性炭にメタン生成菌群を付着させるとともに,デンプン糖化液中の糖を活性炭に吸着させることにより,メタン生成菌群が糖を資化することで効率的メタン発酵を行なわせようとするものである。実験では,デンプン廃液を耐熱性α-アミラーゼ酵素で加水分解して生成した糖を資化するメタン生成菌群の探索と活性炭に付着するメタン生成菌群の確認及びデンプン糖化液の活性炭への吸着特性について検討を行った。その結果,消化発酵汚泥中のデンプン糖化液を資化するメタン生成菌群の約21%が活性炭へ付着した。また,培養4日間で理論値の57%~69%のメタンガスを発生したことから,メタン生成菌群がデンプン糖化液を資化することがわかった。さらに,デンプン糖化液中のオリゴ糖は,マルトース,トリオース,ヘキサオースの吸着量が多く,活性炭の添加量が多いほど吸着量も多かった。活性炭1gは培養実験時のデンプン糖化液の糖量の数十倍程度の吸着能力を有し,デンプン糖化液の生物活性炭による効率的なメタン発酵法が期待できる。
索引語活性炭;デンプン糖化液;メタン生成菌群;うどん湯煮廃液;糖;資化;検討;付着;生物担体;メタン発酵法
引用文献数3
登録日2013年08月20日
収録データベースJASI, AGROLib

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