短稈・低アミロースヒエ新品種「ねばりっこ1号」,「ねばりっこ2号」,「ねばりっこ3号」の育成

短稈・低アミロースヒエ新品種「ねばりっこ1号」,「ねばりっこ2号」,「ねばりっこ3号」の育成

レコードナンバー851353論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20002654NACSIS書誌IDAA11581363
著者名仲條 眞介
長谷川 聡
吉田 宏
漆原 昌二
阿部 陽
阿部 知子
福西 暢尚
龍頭 啓充
大清水 保見
書誌名岩手県農業研究センタ-研究報告 = Bulletin of the Iwate Agricultural Research Center
別誌名Bull. Iwate Agric. Res. Ctr
岩手農研セ研報
発行元岩手県農業研究センタ-
巻号,ページ12号, p.43-60(2013-03)ISSN13464035
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抄録良食味で短稈のヒエ品種育成を目的に,低アミロースで稈長が長い在来系統「もじゃっぺ」にガンマ線600Gyを照射した集団から「ねばりっこ1号」および「ねばりっこ3号」,重イオンビーム20Gyを照射した集団から「ねばりっこ2号」を育成した。3品種のアミロース含有率は原品種「もじゃっぺ」並みである。また,いずれの稈長も原品種より短いが,その変動幅や形態は異なる。「ねばりっこ1号」は原品種よりも出穂期が早く,芒はやや短くて少ない。収量性は原品種並みであるが,栽培環境による稈長の変動幅が大きい。「ねばりっこ2号」は出穂期が原品種並みの中生で,穂は小さいが穂数が多く原品種並みの収量性をもつ。無芒であることから機械調製への適性を有するとみられる。また,同品種の稈長変動幅は3品種中最小である。「ねばりっこ3号」は濃緑色の幅広い葉をもつ晩生の品種である。原品種よりも低収だが,太くて剛性の高い稈をもつ。「ねばりっこ2号」および「ねばりっこ3号」は水田機械化栽培適性を有する。これら3品種はその熟期と特性に応じて,「ねばりっこ1号」は県北部の畑作地帯,「ねばりっこ2号」は県下全域,「ねばりっこ3号」は県中南部での水田移植栽培用品種として普及を図る予定である。
索引語短稈;原品種;照射;出穂期;稈長;原品種並み;低アミロースヒエ新品種;育成;変動幅;芒
引用文献数18
登録日2013年12月20日
収録データベースJASI, AGROLib

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