Brassica rapa ssp. rapa cv. 77Bにおける核遺伝子型雄性不稔性
Brassica rapa ssp. rapa cv. 77Bにおける核遺伝子型雄性不稔性
レコードナンバー | 851520 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ20005635 | NACSIS書誌ID | AN00164184 |
著者名 | 和久井 健司 篠原 卓 藤原 英美 小松 憲治 五十嵐 大造 藤垣 順三 | ||
書誌名 | 東京農業大学農学集報 | ||
別誌名 | Journal of agriculture science, Tokyo University of Agriculture Journal of agricultural science, Tokyo Nogyo Daigaku 東京農大農学集報 東農大農学集報 農学集報 東京農業大学農學集報 | ||
発行元 | 東京農業大学 | ||
巻号,ページ | 57巻・ 4号, p.287-292(2013-03) | ISSN | 03759202 |
全文表示 | PDFファイル (2200KB) | ||
抄録 | カブ(Brassica rapa ssp. rapa)品種77Bで見いだされた雄性不稔性について,花の形態および遺伝様式を調査した。雄性不稔個体は可稔個体と比較して雄蕊が短く,花弁が小さかった。雄性不稔個体を77Bの可稔個体および異なる2品種と交配し,その後代の分離比を調査した結果,本雄性不稔性は劣性の一遺伝子座によって支配されていることが示された。雄性不稔性への細胞質による影響はみられなかった。また,雄性不稔および可稔個体の蕾をパラフィン切片法で薄切し,光学顕微鏡で観察した結果,雄性不稔個体における四分子期あるいはより早い時期における四分子形成の崩壊が示唆された。さらに,蕾(4-5mm)のアミノ酸解析から雄性不稔個体と比べ可稔個体でプロリン含量の著しい増加(2.7-fold)が示された。 | ||
索引語 | 雄性不稔個体;可稔個体;雄性不稔性;核遺伝子型雄性不稔性;調査;結果;蕾;Brassica rapa;品種77B;77B | ||
引用文献数 | 19 | 登録日 | 2013年12月26日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |